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2014年 08月 07日 ( 1 )

皮が「革」になるまでの story...

⁂みなさん、今晩は⁂

今日も相変わらず暑い一日でしたが、
台風が近づいているせいか、
我が家辺りでも、結構強い風が吹いています。

窓を開けた方が涼しいか、やっぱり冷房入れようか
ちょっとだけ悩んでいます(^^)


まあそれはさておき!
今夜は、私が主に扱っている革が
どのようにして出来上がって行くのかをお話ししたいと思います。

ちょっとリアルなので、

私、苦手~!!
とお思いの方は、真ん中ぐらいまで
サーッと通り過ぎちゃって下さいね。

ただ大事な命を無駄なく人類が使わせて頂いていると言う事を
ご承知おき頂けたら幸いです。


実際色々な動物から頂く皮は、
そのままでは傷んでしまい形の有る物には出来ません。

それを加工してバッグや靴などに使用する「革」に変えていく工程を
鞣す(なめす)と言います。


日本でも最高級の革を作っていらっしゃる
栃木レザーさんの工場を見学させて頂いた時の
写真でご紹介いたします。


先ずは海外から輸入された原皮。


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原皮は塩漬けされた状態で輸入されるため
始めに専用の大きなドラムで24時間かけて
水洗いをします。



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その後、大きすぎて扱い辛い皮を
こんな道具を使って
背中から左右に分割します。



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分割されて扱いやすくなった皮は、
石灰乳と言われる液体に付け置き、
脱毛、脂肪分解などを行います。



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(この写真はちょっと寄せてお見せしない方がいいかなー!?)


この後一度きれいに整えてもらった皮は
いよいよ鞣し工程に入ります。


鞣しには、化学薬品を使うものと
植物のいわゆる “渋” を使うもの
その両方を行うものの3種類があって
栃木レザーさんは純粋の植物の渋鞣し(タンニン鞣し)で、
ブラジル産のミモザを使用しているそうです。


その溶液が入っているピットに
約20日間漬け込み、
その工程で不純物が取り除かれ
弾力性に富み、かつ腐敗しない

「革」

へと生まれ変わります!!



皮が「革」になるまでの story..._f0340942_21391684.jpg

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その後、水洗い→加脂→引き伸ばしを行い、
乾燥室で10日間自然乾燥。



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乾いた革は、もう一度鞣してもらったり
染色を施されたり、引き伸ばしてもらったり
商品としての革に加工されて行きます。



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(イケメンお兄さんの手伸ばし作業中♪)


そしていよいよ最後の乾燥~



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塗装~



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そして、
アイロン・仕上げ→計量

やっと梱包・出荷へ!!!


総工程ざっと約20工程 \(◎o◎)/


もちろん女性も誇りを持って働いていらっしゃいましたが、

これぞ男の仕事!!

っていう感じでした。
いやぁ~、素晴らしいです!!!



後もう一つお伝えしたい事は、
牛や豚・馬などから頂く皮は
私たちが食させて頂いた後に残る物を
大切に使わせて頂いていると言う事です。

決して皮を「革」にするために
命を頂いていると言う訳ではありません。


動物たちの大事な命と
たくさんの方々のお力を無駄にしないように
敬意を持って製作し続けて行きたいと思います。


みなさんもお家や街で
革製品をご覧になる時、
こんな事をちょっぴり思い出して頂けたら、

嬉しいです♪


栃木レザー様

本当にありがとうございました!!


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by blue-rose-message | 2014-08-07 22:41 | 必要知識 | Comments(0)